国際化協会が20周年 多文化共生をテーマに記念講演
(公財)大和市国際化協会(小木曽明理事長・賛助会員/1075人・14法人)が7月に設立20周年を迎えた。その記念講演会が9月28日(日)に保健福祉センターで開催される。
大和市市民課によると大和市には7月31日現在で、中国、ベトナム、ペルーなど68ヵ国の国と地域、5652人の外国人市民が居住している。
大和市国際化協会は、多くの外国人市民が暮らす大和市で生活に密着した地域レベルの国際化を進めるための拠点として1994年に設立された。
外国人市民の社会参加と市民の相互理解の促進を目的に、国際理解講座や外国料理教室などを企画。2005年からは外国人市民による「日本語スピーチ大会」や食と文化を体験できる「やまと国際交流フェスティバル」を主催し、6千人の来場者を集める一大イベントとして定着させた。
また、市民ボランティアによる通訳・翻訳サービス事業や、市内小中学校での学習支援にも取り組み、「外国人が住みやすい地域づくり」にも力を入れている。
小木曽理事長は「多様な文化や個性を持った人たちが、持っている力を発揮し、大和市のこれからに貢献できるよう環境作りを進めていきたい」と話している。
外国人受け入れを考える
今回、20周年を記念し、高齢化、少子化による人口減少や経済減速に対する施策として、外国人の受け入れが注目されていることから「多文化共生が新しい日本社会のパワーとなるには何が必要なのか」をテーマとした講演会を行う。
講師は、NPO法人多文化共生センター大阪代表理事・田村太郎氏。
午後2時から3時20分まで。入場無料。定員400人。保育あり、予約制。問い合わせは、事務局/【電話】046・260・5126へ。
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