大和市立図書館では、所蔵する本を自宅に宅配するサービスを10月1日から試験的に開始した。利用者の利便性の向上と、市民の読書活動の推進を図ることが目的。日本郵便(株)の「ゆうメール」か「ゆうパック」を利用するシステムで、県内では県立図書館と横須賀市立図書館に続き3館目。
6カ月をかけて利用実績の調査やシステムの改良などを行い、来年4月からの本格運用を目指すという。
利用には市立図書館または各学習センター図書室での登録が必要となる。その際に発行されるパスワードで同図書館の蔵書検索システムにログインすれば、予約時に「有料宅配」を選択できる。宅配料金は冊数や重量によって異なるが、1回あたり201円から810円程度。貸出の上限は1回あたり5冊までで、期間は基本的に2週間。図書館だけでなく、各学習センターの図書室の蔵書も対象となっている。
返却は図書館のカウンターのほか、市役所や各学習センター、大和駅、中央林間駅、相模大塚駅に設置されている図書返却ポストも活用できる。利用者が費用を負担すれば宅配業者を使っての返却も可能だ。
図書館では「図書館に来づらい障害者や高齢者のほか、日中に働いている社会人にも広く活用してほしい」と話している。
問い合わせは市立図書館【電話】046・263・0211へ。
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