柏木学園高等学校(大和市深見西4の4の22)の教職員軟式野球チームが10月19日、「第20回私学事業団関東ブロック野球大会」で優勝を果たした。
大会には関東1都8県の私立高校や大学の教職員など53チームが出場。9月14日から10月19日までの期間、大宮けんぽグラウンドや私学事業団総合運動場などで行われた。主催は日本私立学校振興・共済事業団(略称/私学事業団)。
柏木学園は、1回戦であずさ第一高等学校に5―1、2回戦で明治学院大学に15―3で勝利し、3回戦では大会屈指の強豪日本体育大学と対戦。厳しい戦いのなかでも持ち味の粘り強さを発揮して9―5で制した。その後、4回戦で私学事業団(九段)5―0、準決勝では日本大学を3―0、決勝では専修大学に延長戦までもつれこみ、1―0でサヨナラ勝ちをした。柏木学園の優勝は第16回大会に続き、4年ぶり2回目。
同校の教職員野球チーム(沼口孝一監督)には20人が登録。20代から50代までの教職員がメンバーで、平均年齢は35歳。学生時代などでの野球経験者は約半数。練習は生徒の部活が始まる前の早朝や土日などに時間をつくり行っている。萩原悠太主将は「嬉しい結果になった。チームワークの良さも勝因」と振り返った。4回戦以降を完封で抑えたチームの中心、上原幸太投手は「前回の優勝経験が生かされた。優勝を狙っていた」と手応えを語る。
報告を受けた柏木照明学園長は「素晴らしい成績だ。十分時間がないなかで一丸となって戦ってくれた。この経験を現場に生かし、勝つ喜びなどを生徒に与えてほしい」と述べねぎらった。
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