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公開日:2015.01.01

大和南
目指すは高校の頂点
春高バレー 1月5日開幕

  • 県大会で優勝しガッツポーズを見せる大和南メンバー

  • 【3年生・11人】白井美沙紀、宮本菜月、澁川小夏、中丸晴加、渡部真弥、岡部聖華、中村優奈、中川里奈、上岡由依、高橋友梨香、星野有咲

  • 【2年生・9人】市川彩、松本茜、戸塚聖奈、寺町まほ、森美波、見田風香、小原瑞希、臼井麗夏、鈴木萌

  • 【1年・15人】宮田あかり、井口美紅、山口真季、齊藤伊織、本間美帆、齊藤ちひろ、澁川未来、林麻衣、濱田聖音、加藤智子、北里優衣、大賀虹湖、杉山暁、戸川みこの、香遠紗輝

 『春高バレー』の愛称で親しまれている「第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会」が1月5日(月)、東京体育館で開幕する。この大会に大和南高校女子バレー部(井上和昭監督)が10年連続で挑戦する。

 昨年11月に行われた神奈川県予選会に2回戦から出場した大和南は、初戦の川崎市商業から決勝の伊勢原まで1セットも失うことなく3年連続での優勝を飾った。これで県内では2年間負けなし。新人戦やインターハイ予選なども含めて9大会連続で優勝を果たしている。さらに昨年は1セットも失っていない。

 その中心は2人の3年生エース・白井美沙紀さんと宮本菜月さん。ともに全日本ユース代表として活躍。アジア大会、世界大会にも出場し、世界の強豪としのぎを削ってきた。卒業後はそれぞれが別のVリーグチーム入りも決まっている。「お互いに尊敬しあい、切磋琢磨していくことでチームの力もあがってきた。春高では宮本と最高に息の合ったプレーを見せたい」と話す白井さん。2人にとっても今度の春高は集大成となる。

初戦は磐城第一

 昨年11月30日に行われた組み合わせ抽選会の結果、大和南の初戦は1月5日(月)午後0時25分から、福島県代表の磐城第一に決まった。昨年の同大会でも初戦は福島県代表の郡山女子大付属と対戦。セットカウント2-1の接戦を制した。順当に勝ち進むと3回戦では昨年も激戦を繰り広げた優勝候補・熊本信愛女子と対戦する。

地元もバックアップ

 大和市は今回初めて同校を応援するためのバスツアーを企画。12月15日から募集を開始し、19日には定員30人に達する人気だったという。また、相鉄線大和駅の中久喜保駅長が壮行会に同社のキャラクター「そうにゃん」をつれてきたり、公式球のプレゼントをしたりと地元企業もバックアップしている。

 井上監督は「皆さんの声を力に、最高の結果を残したい」と意気込んでいる。

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