『春高バレー』の愛称で親しまれている「第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会」が1月5日(月)、東京体育館で開幕する。この大会に大和南高校女子バレー部(井上和昭監督)が10年連続で挑戦する。
昨年11月に行われた神奈川県予選会に2回戦から出場した大和南は、初戦の川崎市商業から決勝の伊勢原まで1セットも失うことなく3年連続での優勝を飾った。これで県内では2年間負けなし。新人戦やインターハイ予選なども含めて9大会連続で優勝を果たしている。さらに昨年は1セットも失っていない。
その中心は2人の3年生エース・白井美沙紀さんと宮本菜月さん。ともに全日本ユース代表として活躍。アジア大会、世界大会にも出場し、世界の強豪としのぎを削ってきた。卒業後はそれぞれが別のVリーグチーム入りも決まっている。「お互いに尊敬しあい、切磋琢磨していくことでチームの力もあがってきた。春高では宮本と最高に息の合ったプレーを見せたい」と話す白井さん。2人にとっても今度の春高は集大成となる。
初戦は磐城第一
昨年11月30日に行われた組み合わせ抽選会の結果、大和南の初戦は1月5日(月)午後0時25分から、福島県代表の磐城第一に決まった。昨年の同大会でも初戦は福島県代表の郡山女子大付属と対戦。セットカウント2-1の接戦を制した。順当に勝ち進むと3回戦では昨年も激戦を繰り広げた優勝候補・熊本信愛女子と対戦する。
地元もバックアップ
大和市は今回初めて同校を応援するためのバスツアーを企画。12月15日から募集を開始し、19日には定員30人に達する人気だったという。また、相鉄線大和駅の中久喜保駅長が壮行会に同社のキャラクター「そうにゃん」をつれてきたり、公式球のプレゼントをしたりと地元企業もバックアップしている。
井上監督は「皆さんの声を力に、最高の結果を残したい」と意気込んでいる。
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