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観光資源を発掘する会 寺社彫刻の魅力伝えたい プロの写真家招き講演会

文化

掲載号:2015年9月18日号

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講演会を行う若林さん(左)と上田代表(右)=諏訪神社
講演会を行う若林さん(左)と上田代表(右)=諏訪神社

 市民団体「大和市の観光資源を発掘、企画する会」(上田康史代表)が9月29日、プロ寺社彫刻写真家の若林純さん(58)を招いて講演会「寺社の装飾彫り物〜大和十龍」を行う。寺社彫刻の魅力を多くの人に感じてもらい、彫り物への保存意識が高まることを目指す。

 「大和市の観光資源を発掘、企画する会」は昨年2月、埋もれている市の観光資源を探し出し、新たな形で企画提案することを目的に発足した。「龍」の彫り物がある市内10カ所の寺社仏閣に注目し、龍を巡る「大和十龍めぐり」などを企画している。

 講演会の開催は、この会の代表の上田さん(下鶴間在住・67)が、偶然手にとった写真集『寺社の装飾彫刻』に魅せられたことがきっかけ。「同じ彫り物をテーマに活動しているこの写真家に話を聞きたい」と数か月前に出版社に出向き、著者の若林さんと出会った。若林さんは上田さんの熱意に打たれ、今回の講演会を引き受けた。

 若林さんは日本大学芸術学部写真学科を卒業後、国内外の建築などを撮影しているプロの写真家。2006年頃から、忘れ去られていた江戸文化の寺社彫刻に興味を持ち、以来10年間で全国約1300寺社を取材撮影している。

 講演会では仏像人気の陰に隠れ、あまり注目されていなかった寺社の装飾彫刻に光をあてて彫刻大工の、のみ技を解説。魅力的な彫り物がある市内の寺社も紹介するという。29日午後1時30分からつきみ野学習センターで行われ、入場料は無料。先着順で、定員になり次第締切。問合せは同会【電話】046・260・7025。「大和にも芸術性の高い彫り物があることを知ってほしい。寺社の彫り物が世界に誇れる日本の文化と理解され、保存意識が高まれば」と2人。

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