市民や地元企業などが様々な趣向を凝らし制作してきた花壇などを含む大和駅東側プロムナードの植栽帯が、今年7月いっぱいですべて撤去されることがわかった。これは、東側プロムナードの再整備に伴うもので、道路を拡張し広い空間を確保することを目的としている。工事は、文化創造拠点の開館予定である11月の完了を目指している。
今回撤去されることになった東側プロムナードの花壇は、「プロムナード・ガーデニングプロジェクト」として市イベント観光協会が2011年から進めてきたもの。市民ら約30団体が参加し、草花の植え付けや剪定などの管理も行いつつ思い思いの花壇を制作し、市民の目を楽しませてきた。
今回この花壇や樹木が撤去され道路が拡張される背景には、文化創造拠点開館に伴う通行者数の増加や植栽の根上がりによる歩行のしづらさなどがある。イベント観光協会の星野俊江事務局長は「観光協会を代表する取り組みのひとつですし、やっと定着してきたので残念。他の場所でつないでいけたら」と話す。
今回の工事では、植栽を移植後、土を取り除いた部分に舗装用のブロックインターロッキングを敷き詰め道路の平らな部分を増やす。そのほか、道路下を通行する鉄道の振動などで球切れしやすい現在の街灯28基をすべて、ガス灯をイメージしたLEDの照明灯に付け替える。
なお、大きな樹木は中部浄化センター、低木や花は国道467号(藤沢街道)東側にそれぞれ移される予定。
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