三機工業株式会社大和事業所(下鶴間1742の7)にあるビオトープ「三機自然環境園」の総来場者数が1万人を突破した。2005年に造成された同園は自然本来の環境を再現しており、地域の穴場スポットになっている。
国内外の空調・電気設備などを手がける三機工業株式会社。大和事業所では主にコンベヤーの組み立てなどを行っており、近隣小学校の社会科見学の場にもなっている。
「三機自然環境園」は、会社設立80周年を記念して2005年に造成された。面積は約1000平方メートル。もともと駐車場であったが、人の手が加わっていない「あるがまま」の自然を再現するため、約100平方メートルの大池を中心に、せせらぎ、小川、湿地帯、小池などを造り上げた。池の水は、園に降る雨水をそのまま利用し、ポンプで循環している。
カルガモが間近に
環境園への来園者数は、ここ数年で急激に増加。その背景に、春から夏にかけて野生のカルガモが園内で子育てをしていることや、四季折々に表情を変える自然の美しさが口コミで広がったことがある。特に、カルガモは間近に見られるとあって、近隣保育園の定番散歩コースになっている。
同園の管理を担当している樫村喜代高さんは、「子どもから大人まで自然を楽しめる場所。もっと地域の方に来てほしい」と話す。
開園時間は平日午前9時から午後5時。入場無料で予約不要。小学生以下は保護者同伴。問合せは、同事業所管理課【電話】046・274・4111へ。カルガモは9月頃飛び立つので姿を見たい人は早目に来園を。
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