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公開日:2016.09.16

大和市少年消防団
防災担当大臣表彰を受賞
クラブでは全国で2例目

  • 市長に受賞を報告する団員たち

 大和市少年消防団(団員113人)が今年度の防災功労者防災担当大臣表彰に選ばれ、9月7日、東京都千代田区永田町の中央合同庁舎での式典で、松本純大臣から表彰を受けた。少年消防クラブでこの表彰を受賞するのは、全国でも2例目。2日後の9日には関係者らが大和市役所を訪問し、大木哲市長に受賞の報告を行った。

 防災功労者防災担当大臣表彰は「防災週間」に合わせ、日頃から防災思想の普及や防災体制の整備、災害時における防災活動などに顕著な功績のあった個人や団体に対して、毎年授与されている。今年度は、個人10人と11団体が選ばれた。

 少年消防団が今回受賞したのは、「防災思想の普及」に対する活動。火災予防広報をはじめ、日々さまざまな訓練を重ねており、市内の防火防災思想の普及に多大な貢献をしたことが評価された。

 この表彰を少年消防クラブが受賞するのは、福岡県新宮町の少年消防クラブに次いで全国で2例目。

市内小学生で構成

 同団は、火災予防に関する知識と技術の習得のほか、団体行動を通じて防火マナーを身に付けた社会人の育成などを目的に、1993年に設立された。市内在住の小学4年生から6年生で構成されており、消防訓練のほか積極的な火災予防広報活動などに取り組んでいる。

 2009年と11年に全国少年消防クラブ運営指導協議会会長(消防庁長官)から、13年には(一財)日本防火・防災協会から表彰を受けている

隊長ら市長に報告

 9日に市役所を訪れたのは、三浦鈴隊長(大和小6年)、阿部明徳(福田小6年)、湯川稔己(林間小6年)両副隊長と、同団運営委員会の山崎潤一会長など6人。

 三浦隊長は「今回の受賞は、私たちだけでなく、今まで頑張ってきた卒団生のおかげでもあります。これからも伝統を大切にしながら、新しいことにも挑戦して頑張っていきます」とあいさつ。大木市長は「隊長や副隊長をはじめとする隊員の頑張りと、関係者の皆さんの情熱の結果だと思います」と話した。

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