大和市文化創造拠点シリウスが、本日11月3日(金)にオープン1周年を迎える。市立図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場からなる複合施設は、累計来館者数が300万人を見込む人気ぶり。開館記念イベントは5日(日)まで各施設で開催される。
指定管理者やまとみらい主催の開館1周年記念式典は、本日午前10時30分から1階エントランス特設ステージで開かれる。市内出身で、テレビや本の挿絵などで活躍する墨絵アーティストの渡邊ちょんとさんがパフォーマンスを行い、1周年を祝う特別な作品を発表する。入退場自由で無料。
4日(土)には、同じ特設ステージでファッションショーや大和南高校のダンス発表も予定されている。
「日本一」の図書館
出入り口の図書持出防止装置を使い算出している来館者数は、当初の年間目標(150万人)をわずか開館200日目で達成。257日目(7月17日)には200万人を突破した。市によると、図書館を含む複合施設の来館者数としては「日本一」だという。
シリウスは従来の図書館のイメージと異なり、「居場所」というコンセプトで、広々とした空間に約800席という県内トップの座席数を誇る。学生の間では「きれいで勉強がしやすい」と評判で、市外からも多くの若者が自習をするためにシリウスを訪れている。
図書の貸出冊数も、旧図書館と比べ大幅に増加。8月には、月間貸出人数が約2万4千人、貸出冊数が約6万5千冊となり、開館以来最高を記録した(表)。
地元で阿波踊り
地元商店街も、シリウスの開館1周年を祝福。大和駅前の三菱東京UFJ銀行とメガネドラッグの間からシリウスに通じる銀座通り商店街では、本日3日午後1時から3時30分まで阿波踊りが披露される(雨天中止)。出演連はぎんざ粋狂連、蜻蛉連、笑星連、嬉咲連。主催者は「再開発の構想段階から長く見てきたので、人気施設となり1周年を迎えたことを地元でもお祝いしたい」と話した。
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