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公開日:2019.11.22

大和シルフィード
「絶対女王」に挑む
23日、皇后杯でベレーザと

  • 直前練習で汗を流す選手たち

 女子サッカーの「大和シルフィード」は明日23日(土・祝)、全日本女子選手権(皇后杯)の2回戦を戦う。会場は三重県の上野運動公園競技場で午前10時30分キックオフ。相手は、今年なでしこ1部リーグで5連覇を果たした『日テレ・ベレーザ』で、公式戦初対戦となる。

 シルフィードは2日に行われた皇后杯1回戦で徳山大学を3対1で下し、2回戦に駒を進めていた。ベレーザとは公式戦では初対戦となる。決戦を前に藤巻藍子監督は「今シーズンなでしこリーグ5連覇を達成したチームと戦えることを嬉しく思います。全てにおいて格上のチームということは重々承知ですが、そんなチームに自分たちがどれだけ通用するか、そしてあくまでも勝つことを最後の最後まで諦めず全員全力で闘います」と話し、キャプテンの岡森香沙音選手も「絶対女王のベレーザと皇后杯で戦えることを嬉しく思います。相手は格上ではありますが、2019シーズン培ってきたモノを全て出し切り、全力で戦います」と意気込みを語った。

W杯Vメンバーも

 日テレ・ベレーザは、1981(昭和56)年、読売サッカークラブの女子チームとして創部。2000(平成12)年度より日テレ・ベレーザに名称を変更。『ベレーザ』とはポルトガル語で『美人』を意味する。これまでリーグ優勝17回、準優勝12回、全日本女子選手権(皇后杯)も2連覇中で、優勝13回、準優勝7回、と文字どおり日本の女子サッカー界をリードする絶対女王。今シーズンもリーグ戦18試合でわずか2敗しかしていない。

 2011年のワールドカップ優勝メンバーの阪口夢穂(みずほ)選手を始め、長谷川唯選手や田中美南選手等、日本代表「なでしこジャパン」の選手が多数所属している。

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