市内柳橋の図南鍛工株式会社(南條栄太郎代表取締役社長)で11月8日、ふいご祭り=写真=が行われた。
ふいご(鞴)とは、鍛冶屋などが鉄の精錬や加工のため、火をおこすのに使う送風機のこと。昔はたぬきの皮などで作られていたことから、「吹き皮」が転じたともいわれている。
ふいご祭りは、旧暦の11月8日に鍛冶屋・鋳物師・刀工などが、その守護神とする稲荷神をまつる祭りで、同社では1938(昭和13)年の創業以来ずっと続けている。
同社は7月、川原忠義現会長から南條社長に社長が交代しており、南條社長体制となって初めてのふいご祭りとなった。
この日は深見神社から宮司を招き、熱処理工場で南條社長、川原忠義会長をはじめ、各部署の責任者が参加し、安全を祈願した神事が執り行われた。
![]() 安全を祈願する南條社長
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