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大和 社会

公開日:2020.02.14

「泉の森」の名付け親
2006年 遠藤嘉一元市長逝去

  • 市長在任中の遠藤嘉一氏

  • 泉の森の園名石

 2006(平成18)年2月23日、大和市歴代3人目(6〜8代)の市長を務めた遠藤嘉一氏が亡くなった。93歳だった。遠藤氏は、1912(大正元)年の生まれ。36(昭和11)年に大和村に奉職すると、書記、収入役代理、助役などを歴任。市制施行後、初代市長の高下重平氏のもと、2年9カ月に渡り、助役を務めた。

 次の石井正雄市長の2・3期目にも7年余に渡り、助役を務めるなど、市政の中心に携わった。

 75年、新人3氏での市長選に当選し、第6代市長に就任、75

歳で引退するまで3期12年務めた。3期目当選時の70歳161日は、昨年大木哲市長(70歳257日)が更新するまで、大和市長当選時の最年長記録だった。

 市長任期中に全国基地協議会理事や神奈川県市長会副会長なども兼任。大和市民まつりの開催や引地台公園野球場、勤労福祉会館などを開設、相鉄線大和駅周辺立体交差事業にも着手した。

 大和市民まつりの第1回が開催された78年には、引地川水系の「水源地周辺の整備に伴う名称」について検討がなされ、「水の郷園地」「散策の里」「水郷の森」などの案が挙がった中、遠藤市長が「泉の森公園」と名付けて決定した。

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