カラフルな色紙に、ハロウィンやサンタクロース、トナカイなど様々な格好をしたヤマトンがプリントされた「ヤマトングリーティングカード」をご存じだろうか。ヤマトンファンの心をくすぐるカードの制作現場を取材した。
「ヤマトングリーティングカード」は、ヤマトンが様々なイベント会場に赴いた際、市民や市外からの来場者に、知名度、認知度を高めるために名刺代わりに渡していたもの。裏面の2次元コードからは、ヤマトンのツイッターから、市内の観光情報を見ることができ、市内への回遊を高めることを目的に、2019年4月から発行していた。不定期で新しいデザインに更新していたが、昨年は新型コロナウイルスの影響でイベント自体がなくなり、グリーティングカードを渡す機会がなくなったため、しばらくの間、カードの更新を中断していた。
公共施設が順次再開された頃から繋がりを大切にしたいと、再開を検討。8月からは月1回程度のペースで新作を発行し、市役所1階のイベント観光課とシリウス2階のイベント観光協会で配布している。1回で200枚を印刷。希望があれば、増刷している。
カードの台紙やヤマトンの格好などは、市イベント観光課の山下将史さんと新田寿瑞さんの2人が中心となってデザインしている。季節感を意識しながら手描きベースでデザインを考えて、大まかに方向性が決まったら、イラストレーターに打ち込んで製作。ベースとなるヤマトンの手や足の位置を変えたり、衣装や小道具を配置する。配色は何種類か案を印刷し、課で決める。新田さんが気を配るのは、前年同時期とネタが被らないようにすること。12月は「前年のサンタヤマトンと並べて、カワイイと思ってもらえたら」と考え、トナカイヤマトンになったという。
これまでに全部で16種類のパターンが印刷されている。内1種類は前回の「ヤマトンに年賀状を送ろう」企画の賞品として作成したため窓口等で配布の予定はない。イベント観光課には、現在、直近の12種類が配架されており、自由に手に入れることができる。
新しいデザインは、1月中旬の発行を目指し検討が進んでいる。
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