交通安全活動に尽力した功労者に贈られる交通栄誉章の「緑十字銀賞」に市内の大木英広さん(57)=人物風土記で紹介=が、交通安全優良団体に大和市交通指導員大和支部(石岡嘉彦支部長)が選ばれた。
交通栄誉章は、警察庁長官と全日本交通安全協会会長の連名による全国表彰。「緑十字銀賞」は県内で12人が選ばれ、市内では大木さんが唯一受章した。また、交通安全活動に尽力した団体に贈られる「交通安全優良団体」には県内で唯一、大和市交通指導員大和支部が選ばれた。
例年であれば、1月に文京シビックホール(東京都)で開催される交通安全国民運動中央大会で表彰式が行われるが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に。大和警察署で2月9日、伝達式が行われ、加藤秀雄署長と大和綾瀬交通安全協会の古郡保正会長から、表彰状と景品が手渡された。また、大木さんの妻・和代さんにも感謝状が贈られた。
大木さんは、優良運転者として受章。バスドライバーとして長年、無事故無違反で安全運転を続けてきたことが評価された。大木さんは「大変光栄で嬉しい。日々、運転中にあった出来事を聞いてくれた妻にも支えられた」と喜びを語った。
大和市交通指導員大和支部は、自治会による推薦で選ばれた指導員55人が所属。毎月1日と15日に通学路に立ち、子どもたちの誘導活動を行うほか、市民まつりや阿波踊りなどのイベント時には交通整理を行うなど、市内の交通安全活動に尽力してきた。石岡支部長は、「初めての全国表彰で光栄。活動日以外にも自主的に見守りを行う指導員もいたので嬉しい。今後も指導員として手本になる立ち振る舞いをしていきたい」と話した。
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