大和 トップニュース社会
公開日:2021.06.11
こもりびと
支援ハンドブックを作成
いちはやく相談窓口へ
大和市では大人のひきこもりに寄り添いたいとの思いからひきこもりではなく「こもりびと」の呼称を使用。このほど、こもりびとへの支援をまとめたハンドブックを作成し、市内41カ所に配布された。
こもりびと支援窓口が開設された2019年10月から20年10月までの1年間で寄せられた相談件数は390件、また10月から21年3月までの相談件数は316件。
担当する健康福祉総務課地域福祉係は日々寄せられた相談から、早期に当事者および家族や周囲の人間が窓口に来る必要があると考え、ハンドブックの作成に至った。
ハンドブックはA4サイズで全12ページ。当事者の会からの声や家族会から上がった事例を4コマ漫画で分かりやすく紹介。また当事者の気持ちや多くの家族から上がる代表的な声に「こもりびとコーディネーター」からのアドバイスや支援イメージや主な相談窓口などが紹介されている。
作成に携わった同係主査でこもりびとコーディネーターの佐伯隆宏さんは「悩みを抱える方に手に取ってもらい速やかに、窓口に来るきっかけになって欲しい」と話した。配架先は地域包括センターほか市公共施設。
詳細・問合せは同課【電話】046・260・5604まで。
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