「大和市夏野菜持寄品評会」が6月25日、深見西にあるJAさがみ 大和営農経済センターで開かれ、上和田で農家を営む露木美智雄さんが育てたきゅうり(VR夏すずみ)が出品数79点の頂点「優等」を受賞した。
同品評会は大和産の野菜を消費者に広く知ってもらうとともに、農家の技術向上を目的に開かれているもの。
露木さんはコロナ禍で開催が見送られた2020年以前に優等を連続で5回受賞、今回で連続記録を6回に伸ばした。
審査のポイントは野菜の色やつや、形。
露木さんは必ず品評会当日の朝に収穫したものを提出する。
「前日に収穫したものは色が良くない。品評会に出す以上は少しでも良いものを出すと努力を惜しまない」。
親子でデータを武器に良質な野菜作り
会社員を辞め、40歳で就農、父親と共に畑に出ては日々の作業をメモ。この記録が受賞の秘訣の一つかも、と笑う。自分と同じく就農の道を選んだ息子はスマホとパソコンでデータ管理。
しかし本当は土づくりが一番大事。手間暇かけた畑で作られた野菜は全く違うという。
「来年ももちろん受賞できるよう努力します。高い評価を受けることで、より良い野菜をつくっていこうという励みにもなるので」と意気込みを語った。
露木さんが作る野菜は、さくら野菜マート(福田)やイトーヨーカドー大和鶴間店ほかで購入できる。
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