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公開日:2021.07.16

夏野菜品評会
6年連続で優等を受賞
上和田 露木美智雄さん

  • 露地物きゅうりの収穫はまもなく終わり

 「大和市夏野菜持寄品評会」が6月25日、深見西にあるJAさがみ 大和営農経済センターで開かれ、上和田で農家を営む露木美智雄さんが育てたきゅうり(VR夏すずみ)が出品数79点の頂点「優等」を受賞した。



 同品評会は大和産の野菜を消費者に広く知ってもらうとともに、農家の技術向上を目的に開かれているもの。



 露木さんはコロナ禍で開催が見送られた2020年以前に優等を連続で5回受賞、今回で連続記録を6回に伸ばした。



 審査のポイントは野菜の色やつや、形。



 露木さんは必ず品評会当日の朝に収穫したものを提出する。



 「前日に収穫したものは色が良くない。品評会に出す以上は少しでも良いものを出すと努力を惜しまない」。



親子でデータを武器に良質な野菜作り



 会社員を辞め、40歳で就農、父親と共に畑に出ては日々の作業をメモ。この記録が受賞の秘訣の一つかも、と笑う。自分と同じく就農の道を選んだ息子はスマホとパソコンでデータ管理。



 しかし本当は土づくりが一番大事。手間暇かけた畑で作られた野菜は全く違うという。



 「来年ももちろん受賞できるよう努力します。高い評価を受けることで、より良い野菜をつくっていこうという励みにもなるので」と意気込みを語った。



 露木さんが作る野菜は、さくら野菜マート(福田)やイトーヨーカドー大和鶴間店ほかで購入できる。

 

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