東京五輪競泳男子200mバタフライ決勝が7月28日、都内にある東京アクアティクスセンターで行われ、市内つきみ野にある「アリーナつきみ野スポーツクラブ」に所属する本多灯(ともる)選手が初出場で銀メダルを獲得した。
当日は同クラブ2階に応援スペースが設けられ、本多選手の両親をはじめ祖父母、クラブの先輩でリオデジャネイロオリンピック競泳日本代表の青木智美選手、クラブに通う選手クラスの児童や利用者ら50人以上がテレビで試合を見守った。
試合序盤は画面に向かって声援や拍手が贈られていたが、本多選手が得意とする残り50mを切ったあたりから一気に熱を帯び応援コールや「いけー」「いけるぞー」といった声など応援にも力が入っていた。本多選手が2人を抜いて2位でゴールすると、割れんばかりの拍手や歓声と目に涙を浮かべる人の姿が多く見られた。
父親の正光さんは「お疲れ様の一言。この経験を軸に、将来水泳同様、好きなことを仕事に、頑張ってほしい」と話し母親の聡子さんは「すごく嬉しいです。泣かないつもりだったのに」と笑った。また誰よりも早くガッツポーズを決めていた青木選手は「人のレースを見て号泣したのは初めて」と目を真っ赤にしてコメント。クラブの野口恒明支配人は「世界を驚かせてやれと思っていたので嬉しい限り」と目を潤ませていた。
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