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大和 トップニュース社会

公開日:2021.09.10

新型コロナワクチン
商議所で職域接種
3000人分を確保

  • 歯科医師も接種に協力

  • 会員の引田医師が手配

  • 運営を手伝うガスターの佐藤部長

 大和商工会議所(河西正彦会頭)で新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まった。同所の会員企業の従業員とその家族が対象で、同所では3000人分のワクチンを確保しているという。



 同所では、自社で職域接種が難しい中小・小規模の会員企業向けに希望を募り、国に打診。ワクチンの供給が決定したことを受け、接種を開始した。日程は当初9月5日からの予定だったが、ワクチン数に余裕ができたことから、急きょ3日の夜から接種を開始。平日夜や日曜など9月19日(日)までに7回の接種日程を予定する。2回目は4週間後の同じ曜日・時間に接種できる。医療従事者は会員で医療法人エイ・アール・ティー会の引田俊一医師が市内の医師や歯科医師、大学病院などに声をかけ、確保した。



 5日には約360人が接種。午前10時の接種開始前には、市内深見西でインフラ分野の制御盤などを製造する株式会社ティエスイー(高橋正実代表取締役社長)の社員37人が受付や検温に並んだ。今野敏宏管理部取締役部長によると希望者は20〜30代の若手社員が多く、外国人技能実習生など外国人も7人接種した。「外国人職員が一緒に接種できると通訳サポートもしやすいので助かる」と喜んだ。



 給湯器製造の株式会社ガスター(市内深見台/石川文信代表取締役社長)では、商議所で150人ほどの社員が接種することから、少しでも協力したいと社員がボランティアとして運営を手伝っている。5日には佐藤勉取締役製造部長が接種者の検温や誘導を手伝った。佐藤部長は「金曜夜の接種等など企業・社員双方にメリットがあり、とても助かっている」と謝辞を述べた。

 

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