神奈川県警(山本仁本部長)は11月24日、犯罪被害者に対する支援活動の推進に貢献したとして、宗教法人常泉寺(市内福田/青蔭文雄代表役員)に感謝状を贈った。
表彰は、2013年に県警が犯罪被害者支援に特化した表彰制度として制定。被害者や遺族を支援する神奈川被害者支援センター(横浜市神奈川区)の設立20周年を受け、初めて行われた。県内で13人・13団体が表彰。市内ではセンター設立当初から長年にわたり支援を続けてきた常泉寺が選ばれた。
本来であれば県警本部で山本本部長から感謝状が手渡される予定だったが、コロナ禍のため各署での伝達となり、11月26日、大和警察署で荻原英人署長から感謝状が手渡された。
センター立ち上げの20年前を振り返り、同寺住職の青蔭さんは「立ち上げ当初にお話を頂き、弱者の方々に対して一般の市民として役立てればという思いで支援を続けてきた。被害者の心の傷を癒す場所として今後も多くの人のご協力をお願いしたい」と話した。
荻原署長は「困り苦しむ方々に手を差し伸べる青蔭住職の温情ある人柄と誠実な活動が、今回の感謝状の授与に繋がったと感じる。心よりお喜び申し上げます」と祝いの言葉を贈った。
民間の相談室被害者支援C
同センターは「民間による被害者相談室」を目指し01年に設立。09年から県と県警と共に「かながわ犯罪被害者サポートステーション」を設置し、三者で情報共有しながら臨床心理士によるカウンセリングや法律相談などの支援をしている。
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