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公開日:2022.03.25

中央林間
ツリーガーデン最後の日

  • 運営委員と利用者でバンザイのポーズで記念撮影

  • 最終日には多くの家族連れが訪れた

 緑野青空子ども広場(通称・中央林間ツリーガーデン/中央林間1の7)が3月21日、開園から16年の幕を閉じた。





 同広場は市営住宅跡地を2006年から市と地元ボランティアで管理。子ども達が自然と共に遊ぶ工夫や地域の大人と触れ合う場となっていた。





 19日から21日までは「さよならツリーガーデン」と称し、同広場で最後のプレイパークを実施。延べ400人が訪れ、運営委員会が用意したハンガーを使って大きなシャボン玉作りやターザンロープを楽しんだ。





 21日には利用者有志で企画された「ツリーガーデン卒業式」が催され、山崎起世和運営委員長をはじめ副委員長ら7人に賞状と、プレイパークに訪れた人からのメッセージをまとめた冊子が手渡された。山崎運営委員長は広場の成り立ちを話した後で「コロナ禍でお別れイベントも縮小せざる得ませんでした。本当はピザ窯を使ったり、バーベキューなども振る舞いたかったです。しかし広場最後の日を見届けることができたことは幸せでした。今後、広場の活用に希望をもち、地域の皆さんで育てていって欲しいと思います」と感謝の言葉を述べた。式の最後に有志お手製のくす玉が山崎運営委員長の手で割られると「ありがとうございました!」と広場に遊びに訪れていた子ども達の大きな声が響いた。


        
  

        概ね現状維持を図る





 2022年度の市の予算には同広場の整備事業費として6228万円を計上。植栽や防球ネット、フェンス、遊具などが整備される。





 担当するみどり公園課職員は「プレイパークで遊ばれていたツリーハウスやターザンロープの設置も検討する」とコメント。またツリーガーデンのシンボルでもあったヒマラヤ杉ほか、広場と共に成長した木々も概ね残され、現状から大きく様変わりをすることはないと話す。ただし、開園閉園時間が設けられ、夜間利用が隣接する子ども広場「星の子ひろば」同様できなくなる。早ければ年内に、遅くとも来年3月には開園予定。

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