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公開日:2022.06.03
阿部麗也選手
市内ジム初の日本王者
「目標世界 期待に応えたい」
KG大和ボクシングジム(中央/片渕剛太(かたぶちごうた)会長)所属の阿部麗也(あべれいや)選手(29)が5月15日、WBOアジアパシフィックフェザー級兼日本フェザー級タイトルマッチで勝利し、2冠を獲得した。市内ジムからの日本タイトル獲得は初の快挙となった。
5月15日、墨田区総合体育館で行われたタイトルマッチで阿部選手と対戦したのは世界王者も期待される強豪の丸田(まるた)陽七太(ひなた)選手。阿部選手は2019年以来、3度目のベルト挑戦となった。
今回は前評判は丸田選手が圧倒的有利とされていた。しかし、本来スピートが武器でアウトボクシングを得意とする阿部選手が、長身の懐に入って打ち合いを挑むインファイトボクシングにスタイルを変更して対抗。7ラウンドに左ストレートでダウンを奪うなど、終始相手を圧倒し、大差の判定で勝利を収めた。阿部選手は一戦を振り返り「戦前予想は不利の声が大きかったので、反骨精神に火がついた。会心の勝利だった」と喜びを表した。
自動車関連の工場に勤務し、綾瀬市内で妻と4歳と2歳の二人の息子と過ごす優しい父親でもある阿部選手。福島県で生まれ育ち、高校時代はインターハイ出場など輝かしい経歴を持つ。上京後はボクシングから一度離れたが、20歳の時、同ジムの片渕会長に誘われ、プロを目指し、14年に新人王を獲得するなど実力をあげていった。
片渕会長は「初めて見た時から高い潜在能力を秘めていた。層の厚い日本のフェザー級王者になったので、世界を目指せる位置まできた」と期待する。阿部選手は「今回の勝利で、自信を持って世界を目指すと言える。強豪が多い階級なので、自分のボクシングを成長をさせて世界王者を目指したい」と話した。
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