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大和 意見広告

公開日:2022.07.29

県政報告
がん患者を支援へ、男性トイレ個室にサニタリーボックス
公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ

 国立がん研究センターの統計によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、2人に1人を超える割合となっています。一方、早期発見ができれば、がんは治療で治る病気となってきました。さらに、通院での治療環境も整備され、仕事との両立など、社会とのつながりも保ちながら療養生活を送れるようになってきました。

 そうした中、膀胱がんや前立腺がんなどの治療の影響で日常的に尿漏れパッドや大人用おむつが欠かせない方もおられ、「男性用トイレにはサニタリーボックス(汚物入れ)がほとんど置かれておらず、困っている」との声を伺いました。

知事「県庁や県民センターに」

 そこで、本会議(6月20日)で黒岩祐治知事に、がん患者支援の観点から、県施設で設置を進めるよう提案。設置の際には、大人用の紙おむつはかさ張るため、大きいサイズのものを使用するよう要望しました。

 知事は、まずは県庁と県所管の各保健福祉事務所、かながわ県民センターに設置し、その後、順次他の県施設に拡大すると明言。「がん患者が自分らしい日常生活を送りながら、安心して治療に専念できる環境を整えていく。市町村の施設や民間企業にも設置が広がるよう働きかける」と答弁しました。

 その後、県民センターの男性用トイレの個室に設置されたとの報告をいただきました=写真。さらに設置が加速するよう全力で取り組みます。

谷口和史

http://www.kazufumi-taniguchi.com/

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