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大和 トップニュース文化

公開日:2022.12.23

ほっと一息「大和憩い処」
神崎さんが手がけて2年

  • 1日に200人以上が利用している

 大和駅西側すぐの所に、外観の目立つ休憩スペース「大和憩い処」がある。SNSなどで話題となることもあるこのスペースには、今年に入り時計塔が設置されるなど利便性も向上。毎日多くの人が利用している。

 大和憩い処は、不動産賃貸業を営む神崎孝行さん(66・中央在住)が2年ほど前、「地域の役に立てば」との思いから始めたもの。

 最初はベンチとテーブルが置かれた程度の簡素な休憩スポットだったが、喫煙所の急激な減少を受け「吸い殻のポイ捨てが増えないように」と憩い処に灰皿を設置した。「喫煙されない方もゆっくりできる場所になれば」と近くに自動販売機を設置したほか、近所の迷惑にならない音量で有線も流している。

 さらに、神崎さんは今年に入り時計塔を設置。憩い処は信号機のある十字路に面していることから、時計に目をやるドライバーも多く見られる。

 憩い処には監視カメラが設置され、未成年の喫煙などが行われないよう24時間体制で監視を行っている。神崎さんによると、1日に延べ200人ほどがここを利用しているという。

善意呼びかけ

 神崎さんはNPO法人「ネパールの子どもたちを援助する会」の理事長も務め、途上国の教育支援も行っている。憩い処には活動紹介のパネルもあり、協力金の募金箱も置かれている。「一息ついた折によろしければ」と神崎さんは善意を呼びかけている。

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