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公開日:2023.06.16
大和小元PTA
当時の児童にお届け
「20年後の手紙」開封へ
大和小学校(板坂和明校長)の元PTA本部役員が6月19日(月)、今から20年前に同校に在籍していた元児童一人ひとりにハガキを投函する。ハガキの差出人は、当時小学生だった自分たちだ。
「20年後の自分へ」。これは同校が創立100周年を迎えた03年、記念事業として本部役員が企画した。当時、在校していた1〜6年生およそ1千人が、成人した自分自身にメッセージを残した。1千枚のハガキは同年から校長室の金庫に保管された。
当時の本部役員だった高島佳子さん(60・深見西)と飯塚直子さん(63・深見東)はこれまで、校長やPTA役員が代わるたびに同校を訪れ、ハガキの取り次ぎを依頼してきた。高島さんは「炊事・洗濯をしてても、頭のどこかにハガキのことがあった」とこれまでを振り返る。
ハガキは、プラスチック製の箱に輪ゴムで束にして保管。経年劣化を避けるため、高島さんらは輪ゴムを定期的に取り換えるなど大切に扱ってきた。その甲斐あって20年経った今も、ハガキは純白のままだ。
03年、ハガキの切手代は50円だったが、今では63円に。郵送にあたり切手の差額分は現在のPTAが負担してくれるといい、「ハガキを今日までつないでくれた歴代の学校関係者の方々に心から感謝」と高島さん・飯塚さんは口をそろえる。
当時の記憶を楽しみに待つ
「友達と何を書こうか考えたことは覚えているが、内容は全然思い出せない」と当時4年生だった飯塚さんの娘・凛さん(29)。凛さんは「読むことで当時の記憶が蘇るかもしれない」と楽しみにしている。一方、当時PTA会長を務めていた三輪浩昭さん(58)は「ハガキが届いた時、ぜひ答え合わせをして、今後の糧にしてほしい」と呼びかける。それぞれの立場の人たちが、到着の日を心待ちにしている。
学校で受取も
引っ越しなどの理由で届かなかったハガキは、7月18日以降、同校で受け取ることができる。
問合せは同校【電話】046・261・0795。
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