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公開日:2024.01.12

大和署2023年
人身事故が県下最多
撲滅に向けて啓発を強化

  • 大和警察署

 大和警察署(神田一穂署長)管内(大和市・綾瀬市)で2023年の1年間に発生した人身事故の件数は939件(前年比25件増)で、一昨年に続いて県内全54署の中で最多になったことが分かった。

 大和署交通第一課によると、同署管内で昨年発生した人身事故の負傷者は1065人。前年より5人の増加となり、県下ワーストの件数となった。

 発生した人身事故のうち、二輪車が237件(9件増)、65歳以上は302件(19件増)、中学生以下は69件(17件減)で、こちらも県下ワーストとなった。

 さらに、横断歩行者は113件(2件減)、自転車は247件(24件減)となり、それぞれ県下ワースト2・3位。死亡事故は6件(5件増)で県下ワースト3位の結果となった。

 人身事故の発生件数は全県でも772件増加し、2万1870件となった。

 同課の山ノ内浩介課長は「大和署は管轄の範囲が広く、交通量も多い。その点が要因の一つになっているのでは」と分析している。

 これを受け同署では、1月10日に大和駅周辺で交通キャンペーンとして、市民への啓発活動を行った。また同課は4月に「児童への教育を行うことは、未来の交通安全につながる」と、新たに入学する小学生に向けて、交通ルールの指導を行うなど啓発を強化する。

 山ノ内課長は「事故は両者が気を付けていないと防げない。ドライバーだけでなく、歩行者や自転車を運転する人にも交通ルールの順守と、譲り合いの精神を持ってほしい」と呼びかけている。

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