多くの人でにぎわった昨年の様子（提供写真）
大和市に隣接する横浜市瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設で２０２７年に開催予定の国際園芸博覧会（通称／花博）に向けたイベント「フラワーフェス２０２４」が３月16日（土）・17日（日）、同所で開かれる。今回は、大和市からも店舗の出店や団体の参加が予定され、古谷田力市長が黒岩祐治知事や山中竹春横浜市長らとともに式典に出席する。
フラワーフェスは、３年後に控えた花博の気運を高めようと地元企業・団体などの有志でつくる「横濱花博連絡協議会」（露木晴雄会長）の主催で行われる。 今回は屋台が50店を超え、イベントが２日間にわたるなど、初開催となった昨年よりも規模が拡大される。
今年は大和市から店舗が出店、神奈川大和阿波おどり振興協会などの参加も決まった。
市の垣根を超えた協力について同協議会の露木会長は「大和市から協力申し出があり、古谷田市長と対談したことが始まり」と話す。市長から「世界的な園芸博を大和市からも応援したい」と思いを伝えられ、ともにイベントを盛り上げることになったという。露木会長は「地域で応援の輪が広がっていくことで、園芸博の成功につながる。隣の市と協力体制を築けたのは大変ありがたい」と喜ぶ。
スペシャルゲストも
イベントの開催時間は午前９時30分〜午後７時30分（17日は９時〜）。荒天中止。当日は各種団体がステージでパフォーマンスを披露。キッチンカーや商店が出店する飲食ブースも並ぶ。スペシャルゲストとして16日６時20分から歌手のななみななさん、17日６時30分からＣｒｙｓｔａｌ Ｋａｙさんが出演予定。
フラワーフェスに関する問い合わせは同協議会事務局【電話】０４５・４４２・３４８４（平日午前10時〜午後２時）。
新プロジェクト
花博とその後に建設が予定されている次世代型テーマパークを核とする「（仮称）ＫＡＭＩＳＥＹＡ ＰＡＲＫ」を巡っては、古谷田市長が１月の記者会見で「地域経済活性化、就労機会創出の好機」とコメント。庁内の関係組織が横断的に連携し、花博とテーマパークを見据えた新たなプロジェクトの立ち上げを表明している。
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