意見広告・議会報告
市政報告 外国人市民のための日本語教育 大和市議会議員 村田アキラ
大和市における外国人住民はすでに8000人をこえ、一貫して増加傾向にあることは周知のとおりであります。本市における外国人居住状況の特色として、その出身地域の多様さとともに、永住予定者の占める割合の高さが挙げられます。
大和市国際化協会は、通訳窓口を設置して外国人住民に対するケアに尽くしております。ただし外国人市民の出身地域の多様さに起因するところの、現場窓口が直面する多大な困難は容易に想像することができます。
同協会によるならば、通訳言語は英語、スペイン語、ベトナム語、タガログ語、中国語など広範におよび、その相談内容も福祉・介護、そして保険・年金が上位を占めるというのであります。窓口に立つ職員の個人的な名人芸におおきく依存している状況が目に浮かぶようであり、持続可能とは言い難い現状を物語っているようにも思われます。
ここにおいて、多くの外国人住民を抱える他の自治体、たとえば埼玉県川口市の不幸な事例を引き合いに出すことは無用であるでしょう。ただし多様なルーツを持つ外国人住民が増加傾向にあり、その多くが永住を前提としている事態を勘案するのならば、すくなくとも長期的展望に立脚する場合、外国人住民による日本語習得は絶対的な条件であると思料されるのであります。
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村田玲
TEL:090-5802-7653
akira.murata@hb.tp1.jp
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