神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2024年3月29日 エリアトップへ

大和市 不妊治療の支援拡充へ 4月から先進医療に助成

政治

公開:2024年3月29日

  • X
  • LINE
  • hatena

 大和市は妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援の一環で、4月1日から保険診療と併用した先進医療にかかる不妊治療の費用の助成を新たに開始する。2024年度の一般会計当初予算に1375万円が計上された。

 市では、少子化対策として2010年度から「タイミング法」や「薬物療法」などの一般の不妊治療にかかる費用の助成を開始した。12年度からは「体外受精」や「顕微授精」などの特定不妊治療にかかる費用も助成の対象とし、1回の治療について5万円を上限に助成を行ってきた。

 一方、22年度に国がこれらの治療の公的保険適用を開始したことに伴い、全額自己負担だった治療費が3割負担に。これを受け、市は一般不妊治療・特定不妊治療の助成を23年度で終了する。

 これに替わって始まるのが、「SEET法」、「タイムラプス」などの厚生労働省が定める高度な医療技術を用いた先進医療にかかる費用の助成だ。先進医療分としてかかる費用の7割、5万円を上限に助成する。39歳以下は6回、40歳以上は3回まで、1子ごとに助成する。

 市では、すでに先進医療費の助成を実施している海老名市の実績と人口比率から24年度は275件を受け付ける。事業費1375万円は県からの補助と市費で折半する。

 対象は、保険診療と併用した先進医療を受けた夫婦(事実婚を含む)で、初回治療時の女性の年齢が42歳以下であること、24年4月以降に終了した治療であることなどが主な条件となる。

 先進医療費の助成は、23年度までに海老名市や横須賀市、愛川町など県内3市3町で実施されている。市すくすく子育て課によると、24年度からは「新たに10市町以上で始まる」という。

 同課の担当者は「経済的負担の軽減が助成の趣旨。広く活用していただきたい」と話している。

 問い合わせは同課【電話】046・260・5609へ。

大和版のトップニュース最新6

SNS投稿で賞品も

行ってみたいお店大賞

SNS投稿で賞品も

フォトコンテスト初開催

9月6日

「障害突破」で全国2位

大和市消防

「障害突破」で全国2位

15年ぶり、上位入賞

9月6日

2200万円返還要求へ

公共工事やり直し

2200万円返還要求へ

前市長に「訴訟も辞さず」

8月30日

ロマンス詐欺被害防ぐ

みずほ銀行大和支店

ロマンス詐欺被害防ぐ

大和署管内では初

8月30日

ボラが初の自主企画

やまとみらいパートナー

ボラが初の自主企画

14人がアイデアを形に

8月23日

お祭りで新たな試み

南林間東北自治会

お祭りで新たな試み

「こどもカフェ」で活性図る

8月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月6日0:00更新

  • 8月30日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月9日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook