大和市福田在住の保田ていじさん(75)がこのほど、歌手としてプロデビューを果たした。長年の夢だった「歌手デビューに挑戦したい」という思いを実現させ、新たな世界への一歩を踏み出した。
保田さんはレコード会社「株式会社インターナショナルミュージック」に所属し、4月3日にCDをリリースした。デビュー曲として「田沢湖恋唄」(作詞/白川夢乃、作曲・編曲/加東竜次)と「夜風の天使」(作詞/石井進哉、作曲・編曲/加東竜次)の2曲が収録されている。
デビューに向けて本格的な活動を始めたのは2022年1月から。それまで趣味としてアマチュアのカラオケ大会に出場し、「歌手デビューに挑戦したい」と思う時期もあったが、仕事の兼ね合いなどで挑戦できずにいたという。
仕事も一線を退き、今後の人生を考えた時に出てきたのは「念願だった歌手デビューがしたい」という思い。作曲家の加東竜次さんに師事することを決意し、2年間の猛特訓で技術を磨いてプロデビューに至った。
故郷を歌う曲で
保田さんは秋田県仙北郡仙南村で生まれ育った。幼少期は「野球少年だった」と振り返り、高校卒業までを故郷で過ごした。卒業後は上京し、自動車会社の整備士として勤務したのち、代表として会社経営にも携わった経歴を持つ。
「田沢湖恋唄」の田沢湖は故郷である秋田県に位置し、「故郷にちなんだ曲でデビューができて、うれしく思う」と保田さん。古希を過ぎてのデビューについては「夢が叶って良かった。やりたいことがある人は、ぜひ挑戦してほしい」と、笑顔で話していた。
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