大和市を拠点に活動する社会人軟式野球チーム「大和スピリタス」(高津一幸監督=「人物風土記」で紹介)が、6月22日に埼玉県で行われた「高松宮賜杯第68回全日本軟式野球大会」の関東予選会で勝利し、9月から島根県で開催される全国大会への出場権を獲得した。
関東予選会には神奈川、群馬、栃木、茨城、千葉、山梨の県大会を勝ち抜いた6チームが出場。全国大会への出場権3枠を争った。
同チームは山梨県代表の「AQUA」と対戦した。相手は全国大会で優勝経験のある強豪チームだが、初回に四球でチャンスを作ると、連打で先制。県大会で最優秀選手賞を受賞している大井眞尚武選手が7回まで無失点に抑えていたが、失策と単打で8回に3点を失った。しかし、すぐ裏の攻撃で3点を取り返し、4対3の逆転勝利でチーム初となる全国大会への出場を決めた。
高津監督は「逆転されてしまったが、すぐに取り返してくれると選手たちを信じていたので不安はなかった」と予選を振り返った。
西口裕太副将は「チーム発足時から『勝てるチーム』を目指してきた。目標だった全国大会に出場できて感無量です」と喜んだ。
大和スピリタスは、2018年に発足し、今年で6年目を迎える。大和や海老名、藤沢、横浜などから23人がチームに所属しており、毎週日曜日に拠点のいちょう団地グラウンド(下和田)で活動している。
遠征費の寄付募る
同チームは、9月に島根県で行われる全国大会に出場するために遠征費の寄付を募っている。7月7日から大和スタジアムでポスターの掲示と募金箱の設置を行う予定。
高津監督は「全国大会出場への手助けをいただきたい」と話している。
募金やチームの問合せは高津監督【携帯電話】080・6565・1526へ。
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