大和に暑い夏の訪れを告げる「神奈川大和阿波おどり」(主催/神奈川大和阿波おどり振興協会)の先陣を切って行われる「ぞめき大和2024」が7月14日(日)、シリウスで行われる。開催を知らせるポスターが市内各所で掲出される中、ポスターのモデルとなった踊り子の保坂芳恵さん(48)に阿波おどりにかける思いを聞いた。
力強い眼差しで真っすぐ前を向き、しなやかな手の動きで踊りを披露する女性こそ「そんじょ連」で活動し10年目を迎える保坂さんその人だ。
現在、踊り部長として後進の育成にも努めながら、ぞめきに向けて練習の日々を送る保坂さん。ぞめきは有料イベントとして行われる。「観に来られる方々は目の肥えた方ばかり。一発勝負の舞台は緊張もあるが、やりがいも大きい」と語る。
そんじょ連で鳴り物を担当していた知人に誘われ、初心者の状態から阿波おどりを始め、たちまちのめり込んだ。
観る人にとって踊り子の動きは華やかそのものだが、昨年の本大会、みずき通りで最後の流し踊りを終えると、全身は汗まみれ、数日後に足の爪が3枚はがれた。
踊り手はそんな過酷さを表情に出さず優雅に踊る。それでもやめようと思ったことはない。「どれだけ練習してうまく踊れたとしても、阿波おどりに正解やゴールはない。そこが面白い」
ポスターのモデルとなったことを知ったのは、今年5月中旬ごろ。恥ずかしさもあったが、連の仲間が喜んでくれた。採用された写真は、昨年の本大会、みずき通りで撮られた一枚だった。「苦しい中でも、なんとか踊れていたんだな」。懐かしさとともに昨夏を振り返る。
2日後のぞめきに向け保坂さんは「各連が披露する舞台を楽しんでいただき、応援していただけたら」と呼びかけた。
ぞめきは7月14日(日)、シリウス・メインホールで午後2時30分〜5時ごろ。当日券も販売予定。
(問)同協会【電話】050・7303・4837
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