議員外交を積極展開　活動報告
予算委員会で質疑
衆議院議員太（ふとり）栄志（ひでし）

予算委員会（２月10日）
台湾の国防大臣や外務副大臣と会談

　今年は外務委員会と拉致問題特別委員会に所属し、ライフワークである外交安全保障政策に腰を据えて取り組みます。また、現在行われている来年度予算の審議では引き続き、税金の無駄遣いは徹底して見直し、物価高対策など必要な経済対策は大胆に展開していく方針で臨みます。

　石破首相とトランプ大統領による初の日米首脳会談を受けて、予算委員会で質疑に立ちました。今回の会談は両首脳の信頼構築へ向けて幸先の良いスタートとなり、日米の結束を対外的に発信でき、評価しています。しかし同盟国に対しても予測不能なトランプ氏の姿勢は変わりなく、日米関係の真価が問われるのはこれからです。

　予算委員会では、日本製鉄によるＵＳスチール買収や相互関税、防衛費の米側からの増額要求について問い、日本政府の積極関与と主体的な判断の必要性を要請しました。

　また、金正恩氏との直接交渉に前のめりのトランプ氏に対して、拉致問題が置き去りにされることがないように日本の関与を強く求めました。

台湾訪問

　１月中旬に超党派の若手議員団で台湾を訪問し、国会議員(立法委員)や国防大臣、外務副大臣、大学教授、文化人らと会談し、多層的な連携強化を確認しました。

　台湾と特別な人と人の関係を築いてきたのが大和市です。先の大戦中に、台湾の少年たちが将来の航空技師を夢見て高座海軍工廠で航空機製造に従事しました。少年工たちは現在の大和市上草柳の寄宿舎で暮らし、今に至るまで大和市民との長年にわたる温かな交流が続いてきました。今回、元少年工の皆さんらとも親睦を深め、現在の戦後最良と言われる日台関係の礎をつくられたことに心からの感謝をお伝えしました。

　国の存亡に直結する外交安保政策は党利党略を超え、国益を最大化することのみを見据えてオールジャパンで取り組むべきです。日本と世界の平和を守り抜くべく、引き続き議員外交を積極的に展開します。

太ひでし

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