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大和 意見広告

公開日:2025.02.28

市政報告
児童の発達を促す運動遊びは校庭にある
大和市議会議員 小倉隆夫

 市内の小学校へ訪れると、校庭にある固定遊具が乏しく児童が体を動かす遊びの遊具が少ないように感じます。校庭で思いっきり休み時間を利用して体を動かす運動遊びは、体力の増進や健康促進には欠かせません。

 遊びのアイテムとして新たな固定遊具を小学校に設置してみてはと私は提案します。正課の体育授業だけでは、体力・運動能力は補えないと思います。

 体育の授業は限られたカリキュラムの中で、目標とされている学習過程を学年別に行われていますが、児童の健全な発達を促す運動遊びは校庭にあると思います。体力・運動能力の低下が課題となっている子どもたちの多様な運動・複数のスポーツにつながります。

 休み時間になると、子どもたちは自発的に校庭に集まり、運動能力だけでなく、コミュニケーション能力を引き上げるツールにもなっています。他の自治体公立小学校では、児童の体力・運動能力の低下を懸念して、新規にバランス感覚を養うロープ遊具など体力を増進する固定遊具などを導入している自治体も見受けられます。

 学校や公園に設置してある固定遊具は、子どもたちに冒険や挑戦といった遊びを提供し、その中で子どもたちは危険予知・回避を学んでいます。小学校に設置してある遊具では、1年生から6年生と大きく年代の異なる子どもたちが交わり、遊びを通じて社会性や道徳心を育む機会の場となっています。

 市内小学校の校庭で使用している固定遊具の数は、小学校19校全体としての設置数に割り当てると、1校当たりの設置数はとても少ないと思います。

 校庭は当該の学校だけのものではなく、市民の活動として様々な団体が利用しています。校庭の中央トラックにかかる場所に遊具を設置するのではなく、校庭の端々の場所や校舎と校舎がまたがる、ある意味利用の少ない空地などを活用して新しい遊具を設置してみてはと思います。とくに低学年は遊具遊びが大好きです。

 他自治体の公立小学校でも導入している事例を調査研究し遊具の新設を前向きにお願いします。

小倉隆夫市議

大和市下鶴間

TEL:046-274-7877

https://ameblo.jp/san-taka00

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