大和市内の小学生が夏の食材を使ったスイーツを考案し、商品化する事業「未来のパティシエ&和菓子職人を発掘!小学生商品開発コンテスト」が6日から始まった。飲食店経営者や有志らでつくる「小学生商品開発コンテスト実行委員会」(井上貴雄実行委員長)が初めて企画した。大和市が後援。
このコンテストは、オリジナルのスイーツ開発を通じて食育やキャリア教育の推進、児童の創造力育成などを目指して企画された。
初の試みとなる今回は、イタリアンレストランの「TAK CAFE中央林間」、「TAK BAR」(中央林間)、「TAK CAFE相模大塚」、「御菓子司 みよしの」(中央林間)が協力し、近隣6校を対象に行われる。
児童に配布された応募用紙には、考案したスイーツのイラスト、商品名、商品のこだわりやポイント、どんな人に食べてほしいかなどを記入する欄が設けられ、参加する児童がこれらを記入し、申し込む。
アイデアを形に「ぜひ楽しんで」
実行委員会によると、自由な発想を紙にアウトプットし、形になっていく過程を楽しんでもらい、子どもと地域が連携して街の活性化を目指すことなどがコンテストの趣旨だという。
コンテストに協力する「みよしの」の小嶋隆さん(45)は「小学生の皆さんと交流できる機会を頂けてありがたい。参加する皆さんの自由な発想や思いをしっかり形にしたい。ぜひ楽しんで」と意気込んでいる。
アイデアの募集は7月11日(金)まで。審査会を経て同25日(金)、協力店のホームページやSNSで入賞作品を発表。計4点が商品化され、8月1日(金)〜31日(日)に販売予定。
実行委員会では、来年以降も対象となる学校を広げながら、コンテストを継続して開催していきたい考え。
問い合わせはTAK CAFE相模大塚【電話】046・240・9818。
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|