幼児から小学生のサッカーチーム「林間SC」(相澤淳也監督)の創立50周年を記念する祝賀会が15日、林間小体育館で催された。保護者や関係者らおよそ100人が半世紀の歴史を共有した。
林間SCは、1975年に誕生した。女子選手の増加にともない、90年代に入ると女子チーム「林間SCレモンズ」も発足させ、サッカーの裾野を広げてきた。
この日の祝賀会には、林間SC出身で、湘南ベルマーレなどで活躍した元Jリーガーの林慧さん(37)や、林間SCレモンズのOGで「なでしこジャパン」の主力としてW杯優勝に貢献した川澄奈穂美選手(39・アルビレックス新潟レディース)ら、チームの”レジェンド”も駆け付けた。
あいさつに立った川澄選手は、林間SCレモンズ、女子中学生チーム「大和シルフィード」でキャリアを積んできたことにふれ、「女子チームで競技を続けてこられた選手はプロでもなかなかいない。まさに『女子サッカー』の街・大和でプレーできて良かった」と思いを語った。
林間SCで選手の指導に携わり、大和シルフィードの発足にあたって中心的な役割を担った加藤貞行さん(77)は「50周年はとても感慨深い」と語り、「100周年にむけて林間サッカーを盛り上げていってほしい」と選手たちに思いを託した。
祝賀会には川澄選手の父・守弘さん(69)も出席。「(心身ともに)多感な時期を迎える女子児童にとってレモンズの存在は大変ありがたかった。今後も林間SCとレモンズで多くの選手にサッカーを思い切りプレーしてほしい」と期待した。
祝賀会の後には、現役選手たちが川澄選手らとゲームなどで交流する一幕もあった。
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