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大和 社会

公開日:2025.08.22

横浜に給食調理場
1日1.5万食を調理

  • 横浜工場の外観

 給食事業などを手がける(株)安田物産(安田幹仁代表/大和市深見西)がこのほど、横浜市都筑区に「クッキングセンター横浜工場」を建設した。

 横浜工場は、2026年度から横浜市の公立中学校で全生徒を対象に給食提供が開始されることを受けて、都筑区折本町に建てられた。

 工場は鉄骨2階建ての延べ床面積1897・07平方メートル。1時間で6千個以上のから揚げを調理できる自動フライヤーや、1釜あたり最大7キロの米を1時間で70釜炊き上げる炊飯室などが整備。太陽光パネルも設置されるなど環境にも配慮した。

 横浜市の中学校で始まる全員給食は1日約8万1千食。このうち同工場では緑区の一部、都筑区、港北区の約1万5千食を担当する。

 8日には同所で竣工式が開かれた。その中で、同社の安田代表は「保護者の方々や地域の期待に沿えるよう努力していきたい」と話した。

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