「海老名商工会議所青年部」の会長に就任した 長崎 直幸さん 社家在住 42歳
見えない部分こそ徹底的に
○…「本当言うと会長をやるつもりは全く無かったのですが、前会長から熱いラブコールを受けましたので、腹を決めましたよ」。飲食や建築、サービスなど幅広い業種の若手経営者らで組織される「海老名商工会議所青年部」の会長に4月1日に就任した。フットサル大会や大人気のハロウィンフェスタの開催など、地域とともに成長し、会員51人をけん引していく。
○…高校卒業後に大手企業に勤めるも「自分で商売をやりたかった」と独立のために転職し、25歳のときに電気工事業を起業。一般家庭からマンション、店舗など、多くの人の生活を裏から支えている。これまで世話になった人に迷惑は掛けたくないと、未開のエリアを選んだため仕事が無い状況を覚悟していたが、付き合いのあった業者が水面下で斡旋をしてくれ、仕事探しに困ることは無かった。「おかげで苦労はしませんでしたね」と感慨深い表情で語る。仕事の流儀は”見えないからこそ、こだわりを持て”。「背中を見て覚えろ」という修行時代で身に付けた業は今も尚生きている。「厳しかったけれど、その時間があったからこそ、他とは違う仕事ができるようになった」と自負する。
○…仕事面以外でもストイックさを発揮。中でも18歳から始めた「極真空手」はシニア部門で日本一の栄冠を手にした実績を持つ。また指導者として後世の育成にも注力し、全国クラスの実力者も輩出している。「自分に対して甘えないために鍛え続けること、楽しいだけじゃなく厳しい経験も含めて、子どもたちの将来が笑顔になれば」と熱い思いを込める。
○…物事に取組み始めたら、信念を貫き通す姿はまさに職人気質。辛いことにも逃げずに立ち向かっていく「男の背中」で子どもたちにも訴える。「息子たちは男だから、しっかりして欲しいから厳しくなりますよね。娘にはベタベタしていますが」と父としての温かさをこぼしていた。
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