縄文時代のものとみられる遺構や遺物を紹介する巡回展「縄文の海・縄文の森」が、きょう2月5日(金)から3月6日(日)まで市郷土資料館「温故館」で開催されている。海老名では初の開催で、会場には市内で発掘された遺物68点を含む約600点が展示される。
この巡回展は県教育委員会の主催で例年、横浜市にある県立歴史博物館と担当市町村1会場で催されている。今回は海老名市独自の取り組みとして、市内で出土した遺物を展示する「地域展」も合わせて実施する。
海老名開催での目玉になるのは、1973年に上今泉中原遺跡で発見された「深鉢型の縄文土器」。国道246号線工事に伴う発掘調査で見つかったもので、装飾が施されていることから、儀礼等で使用されたものではないかと言われている。また、縁の部分に穴が開けられた「有孔鍔付(ゆうこうつばづき)土器(どき)」と呼ばれる珍しい品も展示される。
入場は無料。午前9時から午後5時15分。2月20日(土)と3月5日(土)には、担当職員による解説イベントも実施される。午後1時30分から1時間程度を予定。予約不要なので、希望者は直接会場へ。
催しを担当する市教育総務課(【電話】046・235・4925)は「なかなか海老名市内では展示されることがない珍しい遺物を出品しています。ぜひお越しください」と話している。
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