市は、燃やせるごみと燃やせないごみの有料化や戸別収集についての集中説明会を開始した。ごみの減量化は、環境美化をはじめ焼却施設の長期利用における負担軽減等が狙い。内野優市長は「将来に負担をかけない手段の一つ。市民の皆様に理解してもらいたい」と話した。
ごみ袋を購入する”有料化”や戸別収集に向けて、市は市内23会場での説明会を開始した。
初回となった10月20日の望地自治会では、内野優市長が自ら出席し、減量化の必要性や実施方法についての説明を行った。参加者からは「話を聞くと必要性の理解ができた」「毎日の事になるので、費用面等で気がかり部分もある」という声があった。内野市長は「消費税の増税もあるため、負担が大きくならないような対策も考えたい。皆様の意見を吸い上げて課題を解決しながら進めさせてほしい」と訴えた。
変更点
燃やせるごみ・燃やせないごみが対象(紙おむつや資源物など一部無料)で1リットル2円の指定ごみ袋の購入が必要となる。市内スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売される予定。また、ごみ袋の有料化に加え、自宅敷地内の公道沿いに出す”戸別収集”も実施する意向を示している。これは燃やせるごみ・雑草・おむつ等に限定されており、資源物などは今までと同じ集積所へ持っていく。
実施への経緯
海老名・綾瀬・座間の3市のごみ処理を担う「高座施設清掃組合」(市内本郷)。老朽化した焼却炉の廃炉や、来春から稼働する新焼却施設の長期利用を考えた「ごみの減量化」。市ではこれまでに様々な”減量施策”を施してきたが、人口増加なども要因となり2014年からはごみの量が増加。有料化を実施している県内4市(鎌倉・逗子・大和・藤沢)ではいずれも減量した実績があること等からも、現状打破するため、市では有料化等を進めている。
市環境課は「来年9月頃を目途に実施予定。課題を解決し市民の方の理解を得るためにも、まずは説明会にご参加していただければ」と話す。問合せは同課【電話】046・235・4922へ。
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