学校再開の見通しが立たず登校できない児童生徒に規則正しい生活や学習の大切さを伝えようと、海老名市教育委員会が20日、自主制作のメッセージ動画を公開した。市内の小中学校で指導歴のある指導主事が兄弟役を熱演している。
動画配信は同市教育委員会の伊藤文康教育長が発案した。休業中の過ごし方などについてこれまでも書面で伝えてきたが「動画でわかりやすく伝えられないか」と事務局に指示。教育支援課の和田修二課長が「規則正しい生活と学習、衛生の3点に焦点をあてて子どもたちを応援しよう」と、職員に方向性を示した。
昨年まで社家小勤務だった前田潤子さんが母親役、2年前まで今泉小に勤務していた風間大輔さんが兄「いちろう」役、この春まで海老名中で勤務していた石田裕さんが弟の「じろう」役を熱演している。
動画は前・後編あわせて8分半。前編では朝7時に起きた兄が午前中の時間割を決め、弟が始業式で配られた教科書のQRコードをタブレットで読み取り学習する様子を演じている。
後編は自宅でタオルを使った運動に挑戦したり、おやつ前の入念な手洗い、夜9時に2人そろって就寝した。映像の最後は「えび〜にゃ」と伊藤教育長が共演し「みんなを応援しているよ〜」と呼びかけている。指導主事の風間大輔さんは「学校が再開するときにスムーズに学校生活に復帰できるようこれからも児童生徒を応援したい」と話している。
海老名市は4月補正の新型コロナ対策費に小学校へのオンライン教材の導入費180万円を計上した。教育委員会では4月27日の導入に合わせ次回作を公開するという。
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