町工場がもつ高い技術と、ものづくりの現場を身近に感じてもらう「あやせ工業団地オープンファクトリー」が、元日からオンラインで開催されている。県内最大規模で、厚木基地と隣接する綾瀬工業団地の12社が実行委員会をつくり、コロナ禍のイベントを実施している=1月6日起稿。
あやせ工業団地オープンファクトリーは2年前の秋に初めて開催され、市内外から約1500人を集めた。普段は見る事のない製造現場を一般に開放することで、地域の子どもたちにも町工場の魅力を知ってもらおうと、神奈川県綾瀬工業団地の創立50年を記念して初開催された。
コロナ禍の今年は当初、1月からの「バーチャル工場見学」と2月開催の「ものづくり体験イベント」のダブル企画だったが、年末からの新型コロナ感染拡大で2月開催の可否を1月7日に協議する((問)【電話】0467・78・8383)。
元日に始まったバーチャル工場見学は24時間閲覧可能なオンラインイベントで参加12社の紹介動画や360度カメラで工場内部が見学ができる。閲覧ページは「神奈川県綾瀬工業団地協同組合」のホームぺージ下部にリンクがある。
実行委員会は「暗いニュースが多いなか明るい取り組みをしたい、という思いでコロナ禍でも実施できるバーチャルとリアルの二本立てイベントを企画した。将来の人材にもなり得るお子様にも見てもらいたい」としている。
綾瀬市には約340社の製造業が集積している。この数は政令市を除く県内自治体で最も多い。会場となる工場がある綾瀬工業団地は1972年に22社で操業を開始した県内最古参、市内最大規模の工業団地で、現在は45社がこの地で操業している。
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