戸塚区・泉区 コラム
公開日:2026.06.25
第126話 〜戸塚に草競馬があった1〜 とつか歴史探訪
戸塚区・泉区には、かつてはいくつも地元に根付いた草競馬場があったとされます。
■舞岡二軒屋の馬駆け場
昔の舞岡村は明治の初めころまで100軒ほどとされ、二軒屋の地名の残るこの地は村のメインストリートではありましたが正に地名の通りだったのかもしれません。
南舞岡小学校付近の空き地に、幅7間(約13m)・長さ180間(330m)の直線馬場があり、毎年3月15日に馬持ちの人々の主催で、近郷近在の村人が集まり馬駆けを行ったといわれています。露店も出て見物客で賑わい、明治の終わり頃まで続いたようです。
馬場は鎌倉古道に面しており杉林に覆われていたといいます。現在からは想像が出来ません。ここの馬頭観音は2度ほど移転され現在地に置かれています。安政6年(1859)・高さ65cmの石仏で"再建焉(ここにさいけん)"・"長福珍円代"などの文字が読み取れます。
■風早(かざはや)の鉄砲馬場
鳥が丘と谷矢部の一角の高地に200〜300mの直線馬場(通称・鉄砲馬場)があり、年2・3回〜5・6回、農家の馬に金を賭けて勝負を競ったといわれます。一帯は屋根をふく茅の刈場で、茅葺の祠があり、馬頭観音が祀られていたといいます。
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