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海老名・座間・綾瀬版 掲載号:2021年9月17日号 エリアトップへ

全国大会出場を決めた海老名中学校吹奏楽部の顧問を務める 上高原 拓也さん 海老名市国分南在勤 43歳

掲載号:2021年9月17日号

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経験活かし指導

 ○…海老中吹奏楽部の顧問に就任して7年、生徒を初の全国大会へ導いた。海老名市内からの全国出場は初で、神奈川県内の学校では6年ぶりという。吹奏楽の指導者として23年の経歴をもつが、奏者としても指導者としても初めて全国の舞台を踏む。「生徒たちの頑張りがあってこその結果。コロナ禍で思うような合奏練習ができないなか、よくぞここまでに仕上げたと思う」と、生徒に賛辞を贈る。

 ○…子どもの頃は野球やソフトボール、陸上に空手、剣道にまで打ち込んだ体育会系の少年だった。音楽とは無縁の毎日だったが、進学した有馬高校の部活動案内で耳にしたクラリネットの音色に魅了され未知の吹奏楽部に入部した。「音楽にふれるのは初めてだったけれど、とても楽しくて、部活のために学校に通っていたようなもの」と当時を振り返る。

 ○…高校卒業後、音大への進学か就職で進路に迷い、就職のため興味のあった調理師専門学校に通った。就職を考えた料亭の板長に「迷いがあるなら若いうちに挑戦したほうがいい」と背中を押され、再び音楽への挑戦を決めた。「それからすぐに音楽系の専門学校に入り直して、吹奏楽の指導と演奏の勉強を始めました。あの言葉がなかったら料理人として修業していたと思います」

 ○…音楽の道に戻るとすぐ、県の嘱託指導員として母校の吹奏楽部の指導に関わるようになった。それから約10年間で神奈川や東京、岐阜などで外部指導員を続けたが、生徒の近くで指導をしたいと考え、短大へ入学。音楽の教員免許を取得した。「指導員として関わった30校以上の経験が今の指導に生きている。これからも生徒一人ひとりに合った指導を模索しつつ、生徒と一緒に成長したい」と話した。

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