海老名・座間・綾瀬 社会
公開日:2021.12.17
久しぶりのにぎわいに笑顔
綾瀬スポーツ公園で「プチ縁日」開催
わたあめ、たこ焼き、お絵かきせんべいなどの屋台が並び、青空のもと親子連れが楽しむ―。コロナ禍で失われたそんな光景が久しぶりに戻ってきた。綾瀬スポーツ公園で11月からの2カ月間、週末に行われてきたプチ縁日。今週末の年内最終開催を前に、企画を主導した県央イベント商業協同組合の松本健治理事長にコロナ禍での苦悩や思いを聞いた。
2割が廃業
県央イベント商業協同組合は県央地区の196の露天商で構成される組織で、主催者との調整や出店者の安全管理を担っている。綾瀬市出身の松本さんは5年前から理事長を務めている。
コロナの影響が出始めたのは春のイベントを控えた昨年3月。「携帯の着信音を聞くだけで『また中止の連絡か』と辛くなった」と松本さんは振り返る。それから1年半以上状況は好転せず、松本さんによると2割の業者は廃業し、自己破産した者もいた。露天商は店舗を持たないが、資機材を保管する倉庫や食材用の冷凍庫、冷蔵庫を借りているため固定費が重くのしかかっている。
「なんとか働く場所を設けられないか」。松本さんは地元の綾瀬市に対して昨年から提案を続け、緊急事態宣言解除後の今年10月、綾瀬スポーツ公園での出店許可が下りた。綾瀬市みどり公園課は「市民に公園への外出を促し、元気づけるためのにぎわいを創出できればと思い、お願いした」と経緯を話す。
露天商単独での企画は初挑戦。お祭り気分を味わってもらいたいとの思いで、スーパーボールすくいは一日500人が無料で遊べるようにした。「果たして人が来て楽しんでくれるか不安だった」と松本さんは話す。
迎えた開催初日。松本さんの不安をよそに多くの家族連れが楽しむ姿があった。「屋台が出て、人が来る。以前は当たり前の光景を久しぶりに見て胸が熱くなった。露天商として経済活動が再開できたことが嬉しい。来年こそ賑やかな催しが再開することを祈っている」と松本さんは笑顔を見せた。
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