ごみ収集のデジタル化を進めている座間市で、昨年から資源化している剪定枝の収集量が、4〜5月の2カ月で前年比6割増となったことが本紙の取材でわかった。燃やすごみの総量は同時期で150トン減った。
座間市は、2019年に小田急電鉄株式会社と協定を締結。小田急が提供するごみ収集のデジタル化システム「WOOMS」を活用し、収集データを一元管理している。
全収集車に備わるタブレット端末が収集状況、積載量をリアルタイムで更新。ルートの効率化により、昨年から新たに剪定枝の資源化にも注力する。収集日は燃やすごみと同一にし、剪定枝が出された集積所のみを後続車が効率よく回る「波状収集」を実現した。
今年4月、5月の剪定枝の収集量の合計は180トンで、前年同時期(113トン)を6割上回った。座間市クリーンセンターの小松田裕さんは「ごみとしていたものを資源化できているということ。燃やすごみの減量にもなる」と話す。
クリーンセンターが搬入する燃やすごみの総量(速報値)についても、4月、5月の合計は3224トンで、昨年3374トンから4%減少。剪定枝の定期回収が始まる前の一昨年同時期は3834トンで16%の減少となった。小松田さんは「剪定枝は鉢植えポットなどと混ぜず、分別にご協力を」と話した。
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