海老名市在住の小林元さん(19)が、12月14日からエジプトで開催されるドッジボールワールドカップカイロ大会2022に日本代表として出場する。小林さんは「世界一になれるよう貢献したい」と意気込みを話した。
ワールドカップにはアメリカやドイツ、マレーシア、オーストラリアなど各地の予選を勝ち抜いた12カ国が出場する。予選リーグを戦い、上位チームが進出する決勝トーナメントで「世界一」の称号が争われる。
日本代表はワールドカップ初出場で、2019年に香港で開かれたアジア・パシフィック予選で男子、女子、混合の3カテゴリーすべてにおいて出場権を獲得した。
本来であれば翌年にワールドカップ本大会が行われる予定だったが、新型コロナの影響で開催を見送られた。2年の延期を経て日本ドッジボール協会が再度、代表選手を選考した。
小林さんは、100キロ超の速球と戦況を読んだゲームメイクが特徴として候補選手に名を連ね、最終選考で男子3人、女子3人で構成する混合チームで代表の座を射止めた。
W杯を普及の契機に
小林さんは、8歳上の姉の影響で大谷小1年の時にドッジボールを始め、6年生の時に当時所属していた市内のクラブチームで県大会3位に入賞した。攻守の切り替えの速さや仲間と協力して戦う楽しさが忘れられず、中学では野球部、高校では男子新体操部に所属しながら、海老名市内のクラブチームでドッジボールを続けた。現在は社会人クラブチーム「ABLAZE神奈川」に所属しながら、父の和博さんが監督を務める「新星☆絆」のコーチとして小学生に指導している。
小林でさんは「ワールドカップで優勝し、競技人口の裾野を広げる契機にしたい」と話した。
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