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公開日:2023.05.05
こどもの日
数字で知る少子化
3市の統計から、ひも解く
5月5日は「こどもの日」―。厚生労働省の調査(人口動態統計速報2022年12月分)によると、22年の出生数は過去最少の79万9728人だった。そこで、本紙発行の3市の出生数の推移を調べてみた。
国内の出生数は1949年の約270万人が最多で、73年の約209万が次のピーク。2016年には統計開始(1899年)から初めて100万人を割り込み、その後も少子化が続く。十年前の13年の出生数は102万9800人で、これまでに22・3%減少した。
本紙発行の海老名市、座間市、綾瀬市の過去10年間の出生数を各市の統計で比較すると、いずれも減少傾向が続いている。海老名市は1・6%減、座間市は全国平均とほぼ同じ22%減、綾瀬市は35・5%減だった。
出生数のピークは海老名市が02年の1281人、座間市は74年の1831人、綾瀬市は76年の1078人。ここから22年には海老名市が15・2%減、座間市54・9%減、綾瀬市は57・0%減となった。
視点を変えて各市の市立小学校の1年生の数をみると、直近10年間で海老名市が2・6%減、座間市3・8%減、綾瀬市は14・6%減。
ピーク時は海老名市が80年の1755人、座間市は79年の2084人、綾瀬市は80年の1696人。ここから22年は海老名市32・2%減、座間市51・3%減、綾瀬市57・3%減となった。
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