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公開日:2023.10.13
綾瀬市都計道路東山線
年度末に開通へ
6年遅れ、ようやく
およそ5年にわたり工事がストップしていた綾瀬市役所西側の「都市計画道路東山線」が、今年度末に開通する見通しであることが市への取材でわかった。計画当初に見込んだ2018年開通予定から約6年遅れの開通で、付近にある県道42号線、綾瀬市役所前交差点付近の慢性渋滞の軽減が期待される。
開通を控える東山線は、2013年の都市計画決定を受けて同年から用地の取得が始まった。17年度から19年度にかけて舗装工事が行われ、県警による信号機設置を待つ状況が続いていた。
この道路整備を巡っては、用地買収の遅れと、市役所北側で22年の開業予定だった「道の駅」の整備計画を受け、信号機設置に向けた市と県警の協議が一時中断していた。そのため舗装済み道路の出入り口が5年もの間、封鎖されていた。
今年初めに「道の駅」の事業用地が市役所南側に変更されたことで県警と市の協議が再開し、4月までに協議が完了。警察による年度内の信号機設置にめどがたったことで、市は先ごろ、地元の早川地区の自治会に、「令和5年度中の開通に向けた整備を実施する」ことを伝えた。
今後は年内をめどに市が路面標示などの最終工事を行い、信号機の設置を待ち開通となる。東山線の北側には約1300世帯の住宅街があるため、市は信号機のない付近の交差点にカラー舗装を施し、歩道も整備するなどして開通を迎える。
東山線の整備区間は310メートル。片側一車線、幅員16メートルで、市中心部を横断する幹線道路(早川本蓼川線)との接続部分に信号機が設置される。市中心部を縦断し綾瀬市スマートインターに接続する県道と早川本蓼川線が交差する市役所前付近の慢性渋滞の解消にも効果が期待されている。
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