座間市は11月26日の定例記者会見で、水道料金と下水道使用料についてクレジットカード払いを導入することを発表した。登録受付は来年2月1日から。
「VISA」「Master Card」「JCB」などのクレジットカードで、水道料金を支払えるようになる。また、カードのポイントも貯まる。
申し込みは、各世帯に届く「使用水量のお知らせ」の記載情報に基づいて、パソコンや携帯電話のインターネットサイト「Yahoo!公金支払い」で行う。24時間申し込み可能で、一度登録すれば継続的に支払うことができる。
利便性向上へ
市の水道料金の支払い方法は大きく分けて、コンビニエンスストアや提携金融機関などでの窓口払いと口座振替がある。最も利用されているのが口座振替で全体の7割、次いでコンビニ支払いで2割となっている。
クレジットカードは、市民の利便性を高めることを目的として導入される。口座振替との違いは、紙ベースの申込書ではなくインターネットから手軽に登録できること、公金支払でポイントが付与されることなど。市水道経営課によれば、市民からの要望も多かったという。
また、支払い漏れを防ぐことができるため、収納率の向上も期待される。今年5月末までの2011年度分の収納率は98・3%となっている。
導入にあたり市が年間で見込んでいる予算は150万円ほど。登録や処理件数に応じて金額は変動する。市では申し込み開始に向け、広報やホームページ、「使用水量のお知らせ」で周知していく予定。
問い合わせは市水道経営課【電話】046・252・7480/水道料金お客様センター【電話】046・266・5520へ。
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