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公開日:2016.01.01

新春 市長インタビュー
医療と商業、節目の年へ

  • ■遠藤三紀夫市長/1957年生まれの58歳。市内さがみ野在住。座間市商工会長や座間市観光協会長などを経て、2008年の市長選で初当選。現在、2期目

 タウンニュース座間編集室では新年にあたり、遠藤三紀夫市長に新春インタビューを行った。遠藤市長は、4月に開院予定の座間総合病院や、2016年度の予算案・重点事業について語ったほか、今秋以降に開業が見込まれているイオンモールにも言及。近隣住民が懸念している渋滞対策などについて話した。

(聞き手/編集長・澤口厚)

イオン開業へ 渋滞対策図る

―あけましておめでとうございます。まずは2015年を振り返って、市長が考える座間市の大きな出来事を挙げてください。

 「あけましておめでとうございます。お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年を振り返り、明るいニュースを挙げさせていただきますと、すでに災害時相互応援協定を結んでいた秋田県大仙市と3月に友好交流都市協定を締結いたしました。福島県須賀川市との交流も含め、さらに多様な都市間交流を発展させていきたいと思います。5月に開催した大凧まつりでは、100畳敷の大凧「輝風」が21分もの間、約130m上空まで舞い上がり、会場は大きな歓声に包まれました。さらに、市のマスコットキャラクター「ざまりん」が、ゆるキャラグランプリ2015で全国1727体中、総合26位となり、県内ご当地キャラクターで第1位の好成績を収めることができました。皆様の熱烈な応援に心から感謝するとともに、今後もこの知名度を活かし、活気あふれる我が街のシンボルとしてシティプロモーションに取り組んで行きたいと思います」

―昨年のひまわりまつりは、実行委員会形式で行われ、座間会場と栗原会場あわせた来場者は、過去最多の16万人にもなりました。

 「祭り前後に訪れた人も含めれば、来場者数はもっと多いと思います。来場者の多くは市外からで、若者が多いのも特徴でした。ひまわりの街・座間を発信していくうえで、大きな流れが出来たと感じています。シティセールスという点において、大きな可能性を感じる出来事でした」

 ―今年4月、いよいよ座間総合病院が開業を迎えます。病院誘致は、市長が特に力を入れて取り組まれてきた事業かと思いますが、今のお気持ちはいかがでしょうか?

 「多くの皆様からご要望をいただき、最優先課題として取り組んできた病院誘致がいよいよ実を結びます。これまで幾多の困難もありましたが、多くの関係機関の方々に本市の現状をご理解いただき実現に至りました。改めて、ご協力いただいた方々に感謝申し上げるとともに、病院開業に支障がないよう、キャンプ座間一部返還予定地の正式返還をそれまでに実現させます」

「共存共栄を」

―今秋から来春にかけて、カレスト座間周辺地区にイオンモール(株)の出店が見込まれています。完成すれば市内最大の商業店舗になるだけに、期待する市民も多いかと思います。市としては、出店についてどのように受け止めていますか?

 「市としても、この事業には大いに関心を持ち市民に喜ばれる施設としていただけるよう、これまで事業者と協議を進めてきました。その中で例えば、施設内に市や地域の皆様が共同利用できるスペースを設けていただけないかなどの要望をしております」

―周辺にある中小商店への影響については、どのようにお考えですか?また、近隣住民からは渋滞を心配する声が挙がっています。

 「開発事業者には、地元商店と共存共栄ができるような配慮をお願いしたいと考えております。交通環境対策としては、敷地の西側に隣接する市道38号線の道路改良と、県道50号線の小松原交差点の改良をおこない渋滞緩和に努めます」

―具体的には、どのような渋滞対策を?

 「市道38号線は道路を拡幅した上で、座間南林間線と交差する場所に信号を設置します。小松原交差点は、交通の流れが3つある変則交差点になっており、渋滞の要因になっています。これを正交差点へと改良し、交通の流れをスムーズにする計画です」

―それぞれの完了目安は? 「38号線は、開業前に終わらせたいと考えています。小松原交差点は地権者の方々に理解を得ながら、できる限り速やかに着手できればと考えています」

新年度の見通し

―2015年度の当初予算は、投資的経費を増やした「積極編成」となりました。新年度の財政の見通しはいかがでしょうか?

 「市では、2012年2月に『座間市緊急財政対策本部』を設置して以来、全庁で危機意識を持ち効率的な事業執行に努めた結果、5年連続実質単年度収支の黒字化を達成することができました。ここでさらに、財政健全化を推進するため、この『座間市緊急財政対策本部』を改め、『座間市健全財政戦略本部』を新たに設置し、より積極的な取り組みを進めます。2016年度は、引き続き扶助費等の歳出の増加が見込まれるものの、一般財源総額の増は見込み難く、依然として厳しい財政状況ではございますが、さらなる財政健全化を目指しつつも市民のニーズに積極的に応えるべく、新年度予算編成に取り組んでいきます」

―新年度の主な取り組みをお聞かせ下さい。

 「新年度も第4次座間市総合計画の着実な推進を図ってまいります。主なものとしては、芹沢公園の2017年全面開園に向けた整備に引き続き取り組むほか、新消防庁舎の建設工事に着手する予定です」

2期目の最終年

―今年は2期目の任期最終年です。これまでの成果と今後の展望についてお聞かせください。

 「これまで、第4次座間市総合計画に示す施策の確実な実施に取り組んでまいりました。さらに昨年10月には、最近の社会情勢の変化に対応するため計画の中間見直しをおこないました。今後もこの総合計画を基軸に、市民の皆様とともにまちづくりに力を尽くして行きたいと思います」

―最後に、市民にメッセージをお願いします。

 「本年も、皆様とともに手を携え、『ともに織りなす活力と個性 きらめくまち』の実現に誠心誠意努力してまいりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます」

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